芸術の秋なのだ
昨日は、旦那と二人で芸術の秋を満喫しました。
まずはNHK神戸放送局で今日までやっている
ハートプロジェクト・ハート展へ
その次はHAT神戸の近くにある兵庫県立美術館へ
水木しげる妖怪図鑑展へ
最初のハート展は、言わずもがな、我が軍吉澤様の作品が出展されているので見に行ったのですが、
すごいです。皆さん、個性がすごい。
これは身体障害者の方が詩を書いて、それを元に芸能界の人や、各界の著名人が絵や写真、さらには立体的な物を作成し、これを詩と共に発表しているものです。
吉澤様の作品は、「こたつ」という詩を元に作られているのですが、
本物の木をこたつの台に例えて、そのこたつにいろんな動物やら、得たいのしれない物が入っている、すごくかわいい作品でした。でもここでもやっぱり、「瞳」を入れるのは吉澤様なんですね。所々に小さな「瞳」があったと思います。
ほかの人の作品も、「え?これ写真じゃないの?」と思わず夫婦そろってハッピーアイスクリーム(死語)になった作品とか、
奈良県と香川県の違いを詩にしたものやら、怒りの詩やら、
やっぱり、人間ってすごいな〜奥深いな〜って思いました。
自分が考えている世界だけがこの世の世界じゃないんだなって思いました。
次に妖怪図鑑展
休日ということもあるかとは思いますが、
もんのすごい、盛況ぶり。人気有りすぎです。
妖怪図も100位あって、どれもこれも
名前、出身、容姿、説明が事細かにされていて、
しかも独創的な絵で、
才能って本当にあるんだな、って感激しました。
原画を近くで見れるので、
紙を継ぎ足してあるものや、鉛筆の下書きが見えたり、修正液で修正してたり
(中には修正液を波しぶきに使っていたりするのもありました)、
あぁこれが大元の画なんだ!って感じ入りました。
あとゲゲゲの女房で出てくる「スガちゃん」が一生懸命点点を打ったやつなのかなとか妄想したり。
あと私が絶対見たかったのは
ぬらりひょん
これは、私が子供の頃持っていた水木先生の妖怪の本で見た、一番こわかった妖怪です。怖すぎて、一番よく覚えていました。
そして、記憶と同じ絵が今回見ることができて、うれしかったな〜
あとは水木先生以外の妖怪の作品も少しあり、掛け軸とか超怖かったっす。
さらには妖怪模型だったり、鬼太郎にまつわるものだったり、
貸本時代の鬼太郎の漫画を1ページずつ読めるコーナーだったり盛りだくさん。
最後はグッズコーナーで、旦那は目玉親父のストラップを買っていました。
私は妖怪の絵はがきを買いました。
最後の最後は、水木先生史を絵巻物のようにしたものがあって、
その中で、水木先生は神戸ゆかりの方だとは存じてましたが、
(水木先生の水木は神戸市兵庫区の水木通に由来があるのです)
その後、西宮にも滞在していたと知り、うれしい限りです。
どこに住んでたんだろう??
で、その後、その西宮に帰ってきた私たちは、
西宮ガーデンズの東宝シネマズで、
悪人
を見て家に帰りましたとさ。
おしまい。